今回はレスリングの技についてご紹介していきます。
レスリングは古くからオリンピック競技にもなっている世界的人気スポーツで、日本も昔からレスリング強豪国の一つとして名を連ねています。
そんなレスリングですが、実際テレビなどのメディアで観る機会はオリンピック時期以外あまりないですよね!
ただレスリングの技を少しでも知っておくことでより楽しく観ることができます!
そこでレスリングの見所であるタックルと投げ技についてご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
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レスリングのタックル
レスリングのタックルは大きく分けて3つになります。
- 両足タックル
- 片足タックル
- ハイクラッチ
これらのタックルは入り方や入る方向で分けられています。
両足タックル
タックルと言えば何となくまずこの形が浮かぶ方が多いのではないしょうか。
両足タックルはタックルの中でもまず最初に教えてもらうタックルです。
両足タックルは相手の両足を両手で取りに行き相手を倒すタックルです。
両足タックルが決まれば一気に高得点のチャンスとなります。
豪快に相手が倒れるので決まれば一番気持ちいいタックルかもしれませんね!
片足タックル
片足タックルは名前の通り片足を取りタックルをする技です。
片足タックルは右構えと左構えの喧嘩四つ状態で使用することが多く前に出ている足を狙い入っていきます。
また通常のタックルの場合「ヘッドアウトサイド」といって頭が外に出ていますが、片足タックルの場合、「ヘッドインサイド」と言って頭が相手のお腹の前にくるのが特徴です。
ハイクラッチ
ハイクラッチは両足タックルで入る方向のまま「ヘッドアウトサイド」で入る片足タックルで、両足タックルに入りにくい場合に使用することが多い技です。
相手の組みが強かったり、動きが早い場合中々両足を狙って入るのが難しくなります。
ハイクラッチは名前の通りふとももの高い位置を狙ってタックルに入るので、足を引いてきても足に手が届くというメリットがあります。
レスリングの投げ技
レスリングの投げ技の種類は数多くあり、色んな選手が創意工夫し、自分のスタイルを作っています。
ここでは主にレスリングで有名な投げ技を紹介していきます。
- 一本背負い
- 巻き投げ
- 首投げ
- 飛行機投げ
- 反り投げ
一本背負い
一本背負いは柔道で有名な技だと思いますが、レスリングでも使うことが出来る投げ技です。
柔道とは違い道着を掴んで投げることが出来ないので、投げるというよりしっかり腕を取り転がすイメージで投げる技となっています。
入り方や角度など少しずつ柔道の一本背負いとは違いますが、柔道出身のレスラーは得意にしている技ではないでしょうか。
巻き投げ
巻き投げは相手の腕を巻き込み投げる技です。
一本背負いは相手の股の中に入りますが、巻き投げは踏み込む足を外に置き一気に巻き込みながら投げます。
巻き投げの良い点は失敗した時にバックを取られにくく、逆に失敗してもバックを取りに行く事が出来ます。
ただ、肩がや腕が極まってしまうリスクもあるので、十分に練習をする事が大切です。
首投げ
首投げは名前の通り首を抱え込み投げる技です。
首投げは組手争いの流れからでも入りやすいので、レスリングの投げ技として最もポピュラーな技となっています。
首と腕を抱え込み豪快に投げる姿はとてもかっこいいですよ!
飛行機投げ
飛行機投げは相手の下に潜り込み持ち上げるように投げる技です。
柔道では肩車という技にとても似ています。
飛行機投げはハイクラッチの形から相手の懐に飛び込み、後ろに倒すタックルを相手が警戒し前重心になった力を利用して前に投げていきます。
また飛行機投げは前に投げるだけではなく防御された際に横に転がす事も出来るので、とっさの判断によって失敗してもしっかりと得点につなげることが出来ます。
反り投げ
反り投げは下半身を触ることが出来ないグレコローマンスタイルでよく使われています。
反り投げは脇を刺した状態でしっかりとクラッチし、勢いよく自分側に体を反りながら投げていく豪快な技です。
迫力満点でグレコローマンでも代表的な技なので、極まるととてもかっこいい技だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
レスリングの投げ技やタックルの代表的な技をご紹介しました。
技の事を知るとレスリング初心者の方や、試合を観戦の仕方が分からないという方もとても楽しくなるのではないかと思います。
まずは知ることから様々な事が見えてくると思いますので、ぜひ参考にしていただきレスリングを楽しんでいただけたらと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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