今回はラグビーとレスリングのタックルの違いについてご紹介します。
ラグビーとレスリングのどちらも歴史が古く、世界的にも人気が高いスポーツです。
そしてラグビーとレスリングには共通点があります。
それがタックルです!
ラグビーもレスリングも試合の中でもとても重要な役割を果たすタックルですが、どう違うか気になりますよね!
そこでラグビーとレスリングのタックルの違いについてご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
こちらもチェック!
ラグビーのタックルの特徴は?
ラグビーのタックルは相手を倒す事ではなく、ボールを奪う事が目的です。
しっかり相手を掴みボールを落とさせることによってボールを奪う事ができるので、倒れるかどうかはあまり関係なく要はボールを奪えれば良いタックルとなります。
タックルの種類は?どんなタックルがあるの?
ラグビーを観ている側からすればタックルはタックルで種類なんでないのではないかと思ってしまう方もいるのではないでしょうか!
実はラグビーのタックルには様々な入り方や目的によって使い分けています。
- フロントタックル
- サイドタックル
- チョークタックル
- チョップタックル
- スマザータックル
フロントタックルは正面から入り相手を倒すタックルで難易度は高いですがその分しっかりきまると大チャンスになります。
サイドタックルはバックスのランニングを止める際に使う事が多くステップして逃げる相手を横からタックルします。
試合中一番目にするタックルかもしれませんね!
チョークタックルは相手を持ち上げるタックルで、相手の動きを封じて反則させる為に行います。
チョップタックルは膝よりも低い位置に入るタックルで、自分よりも体格のデカい相手に有効なタックルです。
スマザータックルはボールを止める為に行うタックルです。
主にパスを防ぐために入るので、相手が倒れるかどうかは関係ありません。
簡単に説明しましたが、このようにラグビーのタックルは意外とたくさんの種類を使い分けています。
レスリングのタックルの特徴は?
レスリングでのタックルは相手の背中をマットに付けてポイントやフォール(肩をつける)する目的で行いレスリングのでのメインとなる攻撃です。
レスリングでは相手をいかに制し、倒すかという競技なので、タックルの種類がとても多く様々な方法を使い相手を倒していきます。
レスリングのタックルはMMA(総合格闘技)でも重要な技術の一つとなっているので、相手を倒すために特化した技術体系だと言えます。
タックルの種類は?どんなタックルがあるの?
レスリングには投げ技の他にたくさんのタックルがあります。
今回は大きく分けて三つのタックルをご紹介します。
- 両足タックル
- 片足タックル
- 胴タックル
両足タックルは両足を掴まえてタックルする技で成功すると相手の背中をマットにつけることが出来ます。
片足タックルは片足だけを狙いタックルする技で相手のバックを取りグラウンドに持ち込む技です。
レスリングはバックを取るとポイントが入ります。
最後に胴タックルは相手の胴を狙いタックルする技で、ビッグポイントになる投げ技を狙う際に使用します。
ラグビーとレスリングのタックルは同じ?
それでは実際にラグビーとレスリングのタックルはどう違うのかを詳しく見ていきましょう!
目的
ラグビーのタックルは相手を倒すのが目的というよりもボールを奪う為の行為ですが、レスリングは相手を倒すためにタックルします。
試合を優位に進めるという意味では同じですが、そもそもの目的が違うので、同じタックルでも全く意味の違うタックルになります。
攻防
ラグビーでタックルを使用する場合ディフェンスで使用します。
相手の攻撃を防ぐために行うので、防御の様なものです。
しかしレスリングでは相手を倒すために使う攻撃としてタックルを使います。
ラグビーは防御、レスリングは攻撃と似たような動きなのにも関わらず、全く正反対の行動になっています。
タックルへの入り方
ラグビーは試合の性質上走りながら相手に向かっていくタックルになるので、その衝撃は想像を絶する破壊力となりますが、レスリングのタックルは相手との間合いが近い状態で素早く低くタックルをするので、そのスピードは一瞬で相手が消えたような感覚に陥ります。
ラグビーは破壊力が凄く、レスリングはスピードがとても速いので、タックルの性質として全く違う物になります。
まとめ
いかがでしたか?
ラグビーとレスリングのタックルはとても似ていますが、目的や技術等意外と違う所が多かったですね!
ただどちらのタックルも競技の中の一番の見所とも言える迫力がありますので、ぜひラグビーもレスリングも生で観戦して楽しんでいただけたらと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント
[…] […]