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タックルとテイクダウンの違いとは?格闘技初心者にもわかりやすく解説

スポーツ全般

「タックル」と「テイクダウン」は、どちらも相手を倒す動作として使われる言葉です。

そのため、

  • タックルとテイクダウンは何が違うの?
  • レスリングのタックルはテイクダウンなの?
  • MMAではタックルとテイクダウンをどう使い分ける?
  • ラグビーのタックルもテイクダウンと呼べる?

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、タックルは「相手を倒すための具体的な技術・動作」、テイクダウンは「相手を立った状態から倒して、地面に持ち込むこと」を指す場合が多いです。

ただし、競技によって言葉の使い方やルールが異なるため、完全に同じ意味ではありません。

この記事では、タックルとテイクダウンの違いについて、レスリング・MMA・柔道・ラグビーなどの競技を比較しながら、初心者にもわかりやすく解説します。


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タックルとテイクダウンの違いを簡単に説明すると?

まずは、タックルとテイクダウンの違いを簡単に整理してみましょう。

タックルとは?

タックルとは、相手の脚や腰などに自分の身体を当てたり、組みついたりして、相手を倒すための動作です。

代表的なのが、レスリングやMMAで使われるタックルです。

相手の脚を狙って、

  • 相手との距離を一気に詰める
  • 脚に組みつく
  • 相手のバランスを崩す
  • 相手を倒す

という流れで行います。

つまり、タックルは「倒すための手段」の一つと考えるとわかりやすいでしょう。


テイクダウンとは?

テイクダウンは、英語の「take down」からきた言葉で、格闘技では一般的に相手を立った状態から倒して、グラウンドの状態にすることを意味します。

例えばMMAでは、立った状態で戦っている相手を、

  • タックル
  • 足払い
  • 投げ
  • 崩し

などによって倒せば、「テイクダウンを取った」と表現できます。

つまり、

タックル=倒すための技術の一つ

テイクダウン=相手を倒すという結果・行為

と考えると理解しやすくなります。


タックルとテイクダウンは同じではない?

ここが一番重要なポイントです。

タックルとテイクダウンは、似た意味で使われることがありますが、厳密には同じではありません。

例えば、MMA選手が相手の両脚に組みついて倒した場合、

「タックルでテイクダウンを取った」

と表現できます。

この場合、

タックル=倒すために使った技

テイクダウン=相手を倒したこと

という関係になります。

一方、相手を足払いで倒した場合は、

「足払いによるテイクダウン」

とは言えても、通常は「タックル」とは呼びません。

このことからも、テイクダウンのほうが広い概念だと考えることができます。


レスリングにおけるタックルとテイクダウン

レスリングは、タックルとテイクダウンの関係が非常にわかりやすい競技です。

レスリングでは相手を倒してポイントを獲得するため、タックルは重要な攻撃方法の一つです。

代表的なものとして、

ダブルレッグ

相手の両脚を狙って組みつき、前方へ押し込んで倒す技術です。

MMAでも非常によく使われています。

シングルレッグ

相手の片脚を抱えてバランスを崩し、倒す技術です。

相手の片脚を持ち上げて倒したり、方向を変えて崩したりする方法があります。

ハイクラッチ

相手の脚の内側に深く入り込み、腰や脚をコントロールしながら倒す技術です。

このように、レスリングではさまざまなタックルが存在します。

そして、これらの技術によって相手をマットに倒すことが「テイクダウン」につながります。


MMAではタックル=テイクダウンなの?

MMAでは「タックル」と「テイクダウン」という言葉が特に混同されやすくなります。

MMAでは、相手を立った状態からグラウンドへ持ち込むことが重要な戦術の一つです。

例えば、

タックル → 相手を倒す → グラウンドで攻撃

という流れがあります。

この場合、タックルはテイクダウンを成功させるための技術です。

ただし、MMAのテイクダウンはタックルだけではありません。

例えば、

  • ダブルレッグ
  • シングルレッグ
  • ボディロック
  • 投げ
  • 足払い
  • スイープ
  • ケージを利用したテイクダウン

など、さまざまな方法があります。

そのため、

「テイクダウン=タックル」ではありません。

タックルはテイクダウンの代表的な方法の一つです。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。


柔道の投げ技もテイクダウンになる?

柔道では「テイクダウン」という言葉よりも、「投げ技」という表現が一般的です。

例えば、

  • 大外刈
  • 大内刈
  • 背負投
  • 体落
  • 内股

などがあります。

これらは相手のバランスを崩して投げる技です。

MMAのような競技であれば、こうした投げによって相手をグラウンドに持ち込むことも「テイクダウン」と表現できます。

つまり、競技によって呼び方が変わることがあります。

同じように「相手を倒す」という結果でも、

レスリング → テイクダウン

柔道 → 投げ

MMA → テイクダウン

など、競技によって用語が異なります。

その他にもある柔道の投げ技はこちらの記事を参考にしてみてください。


ラグビーのタックルと格闘技のタックルは違う?

「タックル」という言葉で特に注意したいのが、ラグビーです。

ラグビーにも「タックル」がありますが、レスリングやMMAのタックルとは目的やルールが大きく異なります。

ラグビーでは、ボールを持っている選手を止めるためにタックルを行います。

一方、レスリングやMMAでは、相手を倒して自分が有利なポジションを作ることが大きな目的になります。

つまり、

ラグビー

相手を止めるためのタックル

レスリング・MMA

相手を倒してグラウンドへ持ち込むためのタックル

という違いがあります。

どちらも「タックル」と呼ばれますが、競技のルールによって意味合いが大きく変わります。

こちらにラグビーのタックルとレスリングのタックルの違いについて詳しくご紹介していますので、参考にしてください。


タックルとテイクダウンの違いを表で比較

項目タックルテイクダウン
意味相手を倒すための技術・動作相手を倒してグラウンドにすること
主な競技レスリング・MMA・ラグビーなどMMA・レスリングなど
脚を狙うよくある必須ではない
投げ基本的にタックルとは別テイクダウンになる場合がある
足払いタックルではないテイクダウンになる場合がある
関係テイクダウンの手段の一つタックルなどによって成立する

簡単にまとめると、

タックルは「どうやって倒すか」

テイクダウンは「相手を倒してグラウンドにすること」

と覚えておくとよいでしょう。


タックル以外にもテイクダウンの方法がある

テイクダウンは、必ずしもタックルを使う必要はありません。

例えばMMAでは、次のような方法があります。

① シングルレッグ

片脚を狙って相手のバランスを崩します。

相手の片脚をコントロールすることで、立っていることを難しくして倒します。

② ダブルレッグ

両脚を狙う代表的なテイクダウンです。

相手の下半身をまとめてコントロールするため、非常に強力な攻撃になります。

③ ボディロック

相手の胴体を抱えてコントロールし、バランスを崩して倒します。

脚を直接抱えなくてもテイクダウンできます。

④ 投げ

柔道やレスリングなどで使われる投げ技も、MMAなどではテイクダウンとして扱われる場合があります。

⑤ 足払い

相手の足を払ってバランスを崩し、地面に倒します。

このように、テイクダウンにはさまざまな方法があります。


なぜMMAではテイクダウンが重要なの?

MMAでは、立ち技だけでなくグラウンドでの攻防があります。

そのため、自分が得意な場所に戦いを持ち込むためにテイクダウンが重要になります。

例えば、

打撃が得意な選手

→ 立ち技で戦いたい

レスリング・柔術が得意な選手

→ テイクダウンしてグラウンドに持ち込みたい

というように、選手によって戦略が変わります。

テイクダウンに成功すると、

  • 相手の打撃を抑えやすい
  • グラウンドで攻撃できる
  • パスガードにつなげられる
  • パウンドにつなげられる
  • サブミッションを狙える

など、さまざまなメリットがあります。

そのため、MMAでは「テイクダウン能力」が非常に重要な要素の一つになっています。


「タックルが得意=テイクダウンが得意」ではない

タックルが上手な選手でも、必ずテイクダウンを成功させられるとは限りません。

テイクダウンを成功させるためには、

  • 相手との距離
  • タイミング
  • 姿勢
  • スピード
  • 相手の重心
  • 組み方
  • バランス
  • フィニッシュ技術

など、多くの要素が必要になります。

特にMMAでは、相手がタックルを警戒しているため、単純に脚へ飛び込むだけでは防がれてしまいます。

そのため、

打撃で相手の意識を上に向ける → タックル

というように、打撃とテイクダウンを組み合わせる戦術も重要になります。


タックルとテイクダウンの違いを覚えるポイント

初心者が覚えるなら、難しく考える必要はありません。

次のように考えると簡単です。

タックル

「相手を倒すために組みつく技」

テイクダウン

「相手を立った状態から倒すこと」

例えば、

「ダブルレッグでテイクダウンを取った」

という表現なら、

ダブルレッグ=タックルの技術

テイクダウン=相手を倒した結果

ということになります。


まとめ|タックルとテイクダウンは似ているけれど意味が違う

タックルとテイクダウンは、どちらも相手を倒す場面で使われるため混同されやすい言葉です。

しかし、基本的には、

タックル=相手を倒すための具体的な技術

テイクダウン=相手を立った状態から倒してグラウンドにすること

という違いがあります。

タックルはテイクダウンの方法の一つであり、テイクダウンにはタックル以外にも、投げや足払い、ボディロックなどさまざまな方法があります。

特にMMAでは、タックルからテイクダウンを成功させ、グラウンドで有利なポジションを取ることが重要な戦術になります。

また、ラグビーにも「タックル」という言葉がありますが、格闘技のタックルとは目的やルールが異なります。

「タックルは技術、テイクダウンは相手を倒す行為・結果」

と覚えておけば、両者の違いを理解しやすいでしょう。

レスリング、MMA、柔道、ラグビーなど、それぞれの競技で「倒す」という動作がどのように行われているのかを比較してみると、さらに格闘技の面白さがわかります。

自己紹介

  • 整骨院運営
  • 柔道整復師
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