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レスリングの寝技一覧|種類・名前・基本技を初心者向けに解説

スポーツ全般

レスリングには、タックルや投げ技だけでなく、相手を倒した後に有利な体勢を作る「寝技・グラウンド技」があります。

「レスリングの寝技にはどんな技がある?」

「ローリングやガットレンチって何?」

「アンクルホールドってどんな技?」

このように、レスリングの技を調べていると、聞き慣れない技名が多く出てきます。

この記事では、レスリングで使われる代表的な寝技・グラウンド技を初心者向けに分かりやすく解説します。

タックルや投げ技との関係、柔道の寝技との違い、フリースタイルとグレコローマンの違いについても紹介します。


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レスリングの寝技とは?

レスリングの寝技とは、相手をマットに倒した後、相手の動きをコントロールしながらポイントにつなげる攻撃のことです。

レスリングでは、相手を倒して終わりではありません。

相手の背中をマットに近づけたり、相手の体勢を崩したり、背後を取ったりすることで、さらに得点を狙います。

そのため、

「タックル・投げ技で倒す」→「寝技・グラウンド技でコントロールする」

という流れは、レスリングを理解するうえで非常に重要です。

その他のレスリングの技についてはこちらでご紹介していますのでぜひご覧ください。


レスリングの寝技・グラウンド技一覧

技・技術主な特徴主な狙い難易度
ローリング相手の体を回転させる背中をマットに向ける・ポイントにつなげる★★★☆☆
ガットレンチ胴体を抱えて回転させる相手の体勢を崩し、背中を向けさせる★★★☆☆
クラッチ系腕や胴体を組んで相手を固定する相手をコントロールし、次の技につなげる★★★☆☆
ハーフネルソン腕を相手の脇から入れて体勢を崩す相手を横向き・仰向けにする★★☆☆☆
アームバー・腕のコントロール相手の腕を押さえて動きを制限する体勢を崩し、次の攻撃につなげる★★★☆☆
バックコントロール相手の背後を取って位置を維持する相手の動きを制限し、攻撃を続ける★★★☆☆
アンクルホールド相手の足首をコントロールする足を使って相手のバランスを崩す★★★☆☆
リフト・持ち上げ相手の胴体を持ち上げる相手を大きく動かし、投げやポイントにつなげる★★★★★

レスリングで代表的な寝技・グラウンド技には、次のようなものがあります。

  • ローリング
  • ガットレンチ
  • クラッチ系の技
  • ハーフネルソン
  • アームバー・腕のコントロール
  • バックコントロール
  • アンクルホールド
  • リフト・持ち上げからの攻撃

それぞれ特徴が異なるため、順番に見ていきましょう。


ローリング

ローリングは、相手の体を回転させるようにして背中をマットに向けさせ、ポイントにつなげる代表的なグラウンド技です。

相手の腰や体幹をコントロールしながら、自分の体を使って相手を横方向へ回転させます。

レスリングでは、一度相手を倒した後も相手が立ち上がろうとするため、ローリングなどを使って継続的に攻撃することが重要になります。

ローリングのポイント

  • 相手の腰をしっかりコントロールする
  • 相手の重心を崩す
  • 自分の体全体を使って回転させる
  • 相手を逃がさず連続攻撃につなげる

ガットレンチ

ガットレンチは、相手の胴体を抱えるようにコントロールして、相手の体を回転させる技です。

特にフリースタイルでは、相手の体幹をコントロールする重要なグラウンド技の一つです。

単純に腕の力だけで相手を動かすのではなく、腰や脚の力も使って相手のバランスを崩すことがポイントになります。

ガットレンチのポイント

  • 相手の胴体をしっかり固定する
  • 腰と脚を使って回転させる
  • 相手の重心を浮かせる
  • 一度の攻撃で終わらず連続して狙う

クラッチ系の技

レスリングでは「クラッチ」と呼ばれる組み方や体の固定を利用した技もあります。

相手の胴体や腕などを自分の腕でしっかりと固定し、相手の動きを制限します。

クラッチは、それ自体が一つの完成した技というよりも、相手をコントロールしたり、投げや回転技につなげたりするための重要な要素として考えると分かりやすいでしょう。


ハーフネルソン

ハーフネルソンは、相手の腕と首を利用して体勢を崩す代表的な技です。

相手の片腕の下から自分の腕を入れ、首の方向へプレッシャーをかけながら相手の体をコントロールします。

相手をうつ伏せの状態から横向き、さらに背中をマットへ向けるように追い込む際に使われます。

ハーフネルソンのポイント

  • 相手の肩を浮かせる
  • 首だけを無理に動かさない
  • 自分の体重を上手に使う
  • 相手の腰をコントロールする

アームバー・腕のコントロール

腕をコントロールして相手の動きを制限する技も、レスリングでは重要です。

相手の腕を抱えたり、マットに押さえつけたりすることで、相手の体勢を崩してポイントにつなげます。

ただし、レスリングでは関節を無理にひねることを目的とするわけではありません。

競技ルールに沿って安全に相手をコントロールすることが大切です。


バックコントロール

バックコントロールは、相手の背後を取って有利なポジションを維持することです。

レスリングでは、相手の背中を狙うことが非常に重要です。

相手の正面から攻撃するだけでなく、横や後ろへ回り込むことで、相手の体勢を崩しやすくなります。

バックコントロールのポイント

  • 相手の腰を逃がさない
  • 自分の胸を相手の背中に近づける
  • 相手の立ち上がりを防ぐ
  • 次のローリングなどにつなげる

アンクルホールド

アンクルホールドは、相手の足首をコントロールして体勢を崩し、ポイントにつなげるグラウンド技です。

相手の足をしっかりとコントロールしながら、体を動かして相手のバランスを崩していきます。

特に、相手がうつ伏せになっている状態から足を利用して攻撃を組み立てる際に重要になります。

アンクルホールドでは、腕だけで相手の足を動かそうとするのではなく、腰や脚、体全体を連動させることがポイントです。

アンクルホールドのポイント

  • 相手の足首をしっかりコントロールする
  • 相手の腰の動きを見る
  • 腕だけではなく体全体を使う
  • 相手の動きに合わせて連続攻撃する

アンクルホールドは、相手の足をコントロールすることで、相手の体全体のバランスを崩すことにつながります。


リフト・持ち上げからの攻撃

レスリングでは、相手を持ち上げて体勢を崩すような攻撃もあります。

相手の腰や胴体をしっかりとコントロールし、相手の重心を浮かせることで、背中をマットに近づけることを狙います。

大きな投げやリフトにつながることもあり、非常にダイナミックな攻撃です。

ただし、持ち上げ技は特に安全面が重要です。

初心者が自己流で練習するのではなく、必ず指導者のもとで正しいフォームを身につける必要があります。


レスリングの寝技で重要な3つのポイント

レスリングのグラウンド技を理解するためには、単に技名を覚えるだけでは不十分です。

特に重要なのが次の3つです。

相手のバランスを崩す

相手が安定している状態では、簡単に回転させたり背中を向けさせたりすることはできません。

腰や肩、足などをコントロールし、相手の重心をずらすことが重要です。 体全体を使う

体全体を使う

レスリングの技は、腕の力だけで行うものではありません。

腕、肩、腰、脚、体重移動を連動させることで、相手を効率よく動かせます。

連続攻撃する

一つの技が失敗したからといって、そこで攻撃を止める必要はありません。

ローリングが止められたら別の方向へ攻撃する、アンクルホールドから相手の反応を見て次の攻撃につなげるなど、連続して技を仕掛けることが重要です。


タックルと寝技はどのようにつながる?

レスリングでは、タックルと寝技は別々に考えるものではありません。

例えば、

タックル
↓
相手を倒す
↓
上のポジションを取る
↓
ローリング・ガットレンチ・アンクルホールドなどで攻撃
↓
さらにポイントを狙う

というように、一連の流れとして考えることができます。

そのため、レスリングを上達させるには、タックルだけでなく倒した後のグラウンド技も練習することが重要です。

タックルについてはこちらで詳しくご紹介していますので是非ご覧ください!


柔道の寝技との違い

レスリングの寝技と柔道の寝技は、どちらも相手を抑えたりコントロールしたりする点では共通しています。

しかし、競技ルールや得点方法が異なります。

柔道では「抑え込み」や「絞め技」「関節技」などが重要になります。

一方、レスリングでは、相手の背中をマットに向けることや、相手を回転させること、背後を取ることなどが重要になります。

同じ「寝技」という言葉でも、競技によって目的や技術が大きく異なるのです。


フリースタイルとグレコローマンの違い

レスリングには複数のスタイルがあります。

特に代表的なのが、

  • フリースタイル
  • グレコローマン

です。

フリースタイルでは、脚への攻撃や脚を使った攻防が認められています。

一方、グレコローマンでは、基本的に腰より下を使った攻撃が禁止されており、上半身を中心とした攻防が特徴です。

そのため、同じレスリングでも、スタイルによって得意な技や攻撃の組み立て方が変わります。


レスリングではフォールも重要

レスリングを語るうえで「フォール」も重要です。

フォールとは、相手の両肩をマットにつけて試合を終わらせることです。

そのため、タックルや投げ技で相手を倒した後、寝技やグラウンド技を使って相手の背中をマットに近づけることが大きな意味を持ちます。

「倒すこと」だけではなく、

倒した後にどうコントロールするか

がレスリングの大きなポイントなのです。


初心者がレスリングの寝技を練習するときの注意点

レスリングのグラウンド技は、相手の体を大きく動かすものもあります。

特に首や肩、腰などに無理な力をかけないことが重要です。

初心者の場合は、

  1. 基本姿勢を覚える
  2. 相手の体勢をコントロールする
  3. 簡単なローリングなどから練習する
  4. 指導者のもとで技を身につける
  5. 徐々に連続攻撃へ発展させる

という順番がおすすめです。

アンクルホールドやリフトなども、いきなり強い力で行うのではなく、正しいフォームと安全な受け方を身につけてから練習しましょう。


まとめ|レスリングの寝技は「倒した後」が重要

レスリングの寝技・グラウンド技には、ローリング、ガットレンチ、クラッチ系、ハーフネルソン、腕のコントロール、バックコントロール、アンクルホールド、リフトなど、さまざまな技があります。

レスリングでは、

タックル・投げ技で相手を倒す
↓
グラウンドで相手をコントロールする
↓
さらに回転・背後取りなどでポイントを狙う

という流れが重要です。

そのため、レスリングの技を覚えるときは、タックルや投げ技だけでなく、寝技・グラウンド技までセットで理解すると、レスリング全体がより分かりやすくなります。

特にアンクルホールドのような足のコントロールや、ローリング・ガットレンチなどの回転系の技を理解すると、レスリングの攻防がさらに面白く見えてくるでしょう。

自己紹介

  • 整骨院運営
  • 柔道整復師
  • スポーツトレーニング
  • こどものスポーツ指導
  • 柔道・レスリング・サッカーなど多くのスポーツを経験
  • Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

 

 

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