今回は広背筋が運動能力を上げるのかを検証していきたいと思います。
広背筋は表面にある筋肉で背中の大部分を占めていますが、この広背筋をしっかりと鍛えると、運動能力はどう変わるのかや、広背筋が重要なスポーツとはいったいどんなスポーツなのか気になりますよね!
そこで、広背筋の機能や特徴も併せてわかりやすくご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
広背筋はどんな筋肉?
広背筋とは背中の表面にある薄くて面積が広い筋肉で、骨盤上部と背骨下部から肩(上腕)についています。
主な機能は何かを引っ張る動作で強く働いたり、腕立て伏せでも使用する筋肉です。
広背筋はパワーの源?
広背筋は背中の大部分を占める大きな筋肉で、パワーの源となります。
広背筋を鍛える事によってすぐにパワーアップしたことを実感することが出来ます。
腕を使い、打ったり、投げたり、引っ張る等様々なパワープレイで大活躍してくれます。
広背筋は意識しずらい筋肉?
広背筋は意識して動かしずらい筋肉です。
広背筋は自分では直接目で確認できずらい場所にあるのと、とても大きい筋肉なのですでに無意識に使ってしまっているからです。
広背筋を意識してトレーニング、ストレッチをすることによって、広背筋の機能をもっと効率よく使えるようになってきますよ。
広背筋は腰痛にも関係があるの?
特に腰が痛くなりやすい方は、広背筋の柔軟性が低下していることが多いです。
これは何故かというと広背筋は骨盤や腰骨に付着しており、広背筋が硬くなり柔軟性が低下すると骨盤を前傾に傾ける様に働いてしまい、腰の機能が正常に働かなくなるために、骨や組織、筋肉などの炎症に繋がり、腰痛を引き起こしてしまうことがあるからです。
もし、定期的に腰痛に悩まされている方がいれば、無理せずにできる範囲で広背筋をストレッチしてみてください。
広背筋が原因であれば、腰痛改善に期待できますよ。
広背筋を鍛える方法は?
広背筋はトレーニング器具で鍛える方が多く、効率的ですが、トレーニング器具を使わなくても鍛えることができます。
広背筋が重要なスポーツは?
レスリング
レスリングは広背筋の力がとても重要なスポーツです。
レスリングでは相手を投げたり抑え込んだりするので、その運動は全て広背筋が関与しています。
レスリングの練習の中でもロープを登る練習がありますが、これは背中や肩のトレーニングとして古くから行われています。
またレスリングをやっているだけでも、広背筋は必然的についてきます。
ボクシング
パンチは腕ではなく下半身で打つのが基本です。
その下半身の力に乗せて広背筋の力でパンチします。
その為ボクシングや、パンチを打つ格闘家は広背筋のトレーニングを行う方もいます。
ただ、あくまで広背筋をスムーズに連動させなければ強いパンチは打てないので、あえて広背筋のみのトレーニングはせずに、パンチを打つことによって広背筋を鍛えている方もいます。
野球
広背筋は背中から上腕部につく筋肉なので、肩の動作に影響します。
野球でボールを投げる際、広背筋が硬く上手に働かなければ、肩の可動域が狭くなったり、柔軟性が低下するので、上手にボールを投げることができません。
また、肩の怪我にも繋がりやすいので、野球をやっている方は注意が必要です。
野球では広背筋の強さよりも柔軟性の方が大事だと思いますので、広背筋のストレッチをしっかりと行いましょう!
ボート
ボートはオールを水の抵抗に負けずに引きながら漕ぐので、広背筋がとても重要です。
ちなみに、広背筋を鍛える為にボートを漕ぐような動作を行うトレーニングもあることからもボートにとって広背筋はとても重要な筋肉と言えます。
水泳
水泳は水中で肩を大きく動かしながら泳ぐので、広背筋の働きは必要不可欠です。
広背筋がうまく機能しなければ、水の抵抗に負けてしまい前に進むことが出来ません。
特に水泳は水を掻く力も必要ですが、肩がスムーズに動くように柔軟性も高くなければいけません。
肩の動きが大きくなればなるほど泳力が強くなり、速く泳ぐことができます。
その為水泳では広背筋の強さと柔軟さの両方が必要となります。
広背筋は運動能力を上げる?
これまでご紹介した通り広背筋は、スポーツにおいてとても重要な役割を担っているという事がわかりました。
広背筋はスポーツの基本動作である、投げる、引っ張る、動かす、という運動能力を向上させるため、これらの動きが関わるもの全てのスポーツに必要です。
また、広背筋を鍛える事によって単純にパワーが飛躍的に上がるので、広背筋は運動能力を上げると言えるのではと考えます。
あなた好みにカスタマイズできる【スマートニュース】まとめ
いかがでしたか?
広背筋を鍛える事による運動能力の向上と、特に使うスポーツについてご紹介しました。
スポーツを行う上で広背筋はとても重要な役割を担っている事が分かりましたね!
広背筋の強さと柔軟性があれば大きくパフォーマンスが上がると思いますので、ぜひ広背筋に注目してトレーニングしていただければと思います。
それでは最後までご覧いただき有難うございました。
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