今回はラグビーで活躍するために必要な筋力と運動能力についてご紹介します。
ラグビーは、走って、ぶつかって、頭を使いながら戦略を駆使する様々な能力が必要なスポーツです。
観るのももちろん楽しいですが、実際にラグビーをやると、その魅力に取りつかれるはずです。
そして今回はそのラグビーで活躍するためにはどんな運動能力や筋力が必要なのかを詳しくご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
ラグビーはどんなスポーツ?
jacqueline macouによるPixabayからの画像
ラグビーはイギリス発祥のスポーツで元々行われていたフットボールから生まれました。
ラグビーは1チーム15人で行われ、楕円形のラグビーボールを相手陣地まで運ぶ、陣取りゲームに似たスポーツです。
相手陣地に攻め込むために戦略を立てながら、屈強な相手の体を押しのけ払いのけながらゴールを目指します。
世界中でラグビーは人気のスポーツで、その規模はサッカーに次ぐとも言われています。
日本ではマイナースポーツでしたが、日本で開催されたラグビーワールドカップの影響もあり、国内での人気も上昇中で、今大注目のスポーツです。
ラグビーは紳士のスポーツ
ラグビーは紳士の国イギリスで生まれた紳士のスポーツです。
しかし、なぜこんなに激しくぶつかり合い戦っているラグビーが紳士のスポーツと言われているのでしょうか?
一見野蛮なスポーツに感じてしまう方もいますよね!
しかし、ラグビーは違います。
防具をつけずにお互いの肉体をぶつけ合い、お互い一歩も引かない壮絶な試合をします。
いくら試合中の事でも腹が立ったりすることがあるかもしれません。
ラグビーは激しいスポーツがゆえに、危険な行為はルールで禁止されています。
またお互いどんな状況であっても、危険な行為はせずに正々堂々とプレーをする。
そして試合終了の合図が鳴ると、ノーサイドとなります。
ノーサイドとは、試合が終われば、敵も味方もなく、お互い称え合おうという意味です。
これらが紳士のスポーツと呼ばれる理由です。
ラグビーの魅力は?
あらゆる要素が含まれている
ラグビーはあらゆる動きが集約されたスポーツです。
ラグビーは、ボールを蹴る、投げる、走る、ぶつかる等様々な運動能力が必要となります。
その為どの選手にも特徴的で多様性があり、選手の個性が光りやすなっています。
また、ラグビーは大柄な選手だけではありません。
シュッとした足の速さに特化した選手や、小柄でゲームメイクに特化した選手など魅力的な選手がたくさんいます。
チームプレー
ラグビーは激しいスポーツですが、チームプレーが最も重要です。
ラグビーは、チーム全員の力を合わせなければ相手陣地へトライすることはできません。
ボールを回しながら前に進み、時には自ら犠牲になり、相手を抑え込んで道を作ります。
そうして、みんなで繋げたボールをゴールラインまで必死に運び取った得点は感動と興奮を最高潮に達してくれます。
これこそがラグビーの醍醐味です!
迫力のある肉弾戦
ラグビーはファウルの際にスクラムを組むことがしばしばあります。
スクラムとは8人で肩を組む陣形で、両チームのぶつかり合いから、ボールを自陣側へ押し込みます。
ラグビーと言えばこのスクラムの迫力も魅力の一つです。
屈強な選手たちの正面からのぶつかりあいはものすごいパワーを感じることができます。
また、ボールを持って走る選手を阻止するタックルもすごい迫力です。
そんな勢いでぶつかって大丈夫?!と心配したくなるほどですよね!
しかし、危険なタックルは禁止されているので、安全な方法や方向からタックルしているので、心配いりません。
そして何よりも強烈なタックルに耐えれる体を日々の練習でしっかりと作り上げられているのです。
ラグビーに必要な筋力と運動能力をご紹介!
Patrick CaseによるPixabayからの画像
ラグビーは足の速さ、強いタックル、衝撃に備えてしっかりとした体づくりが不可欠です。
それではラグビーが上達するためにはどんな筋力や運動能力が必要なのでしょうか?
上半身の力
ラグビーはどんなポジションでもタックルされるので、衝撃をはねのける上半身の力が必要となります。
また上半身を鍛える事によって、強いタックルで相手を捕まえることが出来ます。
上半身の筋肉で特に重要なのは大胸筋、広背筋、僧帽筋、上腕三頭筋です。
大胸筋は胸にある大きな筋肉で、相手を押し込むために必要な筋肉です。
上腕三頭筋は二の腕の力こぶができる裏側の筋肉で、ここも相手を押したりする際に力を発揮します。
広背筋は背中にある大きな筋肉で、相手を持ち上げたり引っ張ったりするために必要な筋肉です。
僧帽筋は肩から首周りについている大きな筋肉で、相手を持ち上げたりするのと、首の保護にも働く筋肉です。
走力
ラグビーは強靭な上半身を持ちながらも、速く走ることが出来る走力が必要です。
特に瞬発的なスピードが重要で、初速が速い方が有利とされています。
また走力の他にも、俊敏な動きで相手をかわす敏捷性も必要となります。
そこで最も重要な筋肉は大腿四頭筋です。
大腿四頭筋とはふとももの前についているとても大きな筋肉です。
大腿四頭筋は、強靭な上半身を支える土台になり、瞬時に大きな力を発揮することができる、初速を上げるには欠かせない筋肉です。
また大腿四頭筋の裏にあるハムストリングスという筋肉もボールを蹴ったり、速く走る為にとても大事な筋肉です。
大腿四頭筋、ハムストリングスをバランスよく鍛える事によって、ラグビーで必要な能力の底上げをすることができます。
ダッシュを何回もできる持久力
ラグビーでいう持久力はマラソンのような持久力ではありません。
ラグビーは短い距離のダッシュを何回も繰り返します。
スクラムやタックルもそうですが、瞬時に最大限のパワーを何回も発揮できる持久力が重要です。
ラグビーの持久力をつける為には何キロ走るという練習ではなく、短いダッシュを何本も走ったり、重い物を何回も持ち上げるような練習が適しています。
その為には、上半身と下半身をつなぐ腹筋の連動が大切です。
うまく連動させることによって、効率よく体を動かすことができるので、持久力も上がります。
これらの事からラグビーでは全身の筋力と瞬発力が重要だと言えます。
まとめ
いかがでしたか?
ラグビーで活躍するために必要な筋力と運動能力をご紹介しました。
ラグビーは全ての運動能力が揃いながらも、それぞれのポジションに特化した能力が必要と言えます。
さらにチームプレーや、戦略がカギとなるので、頭もフル回転させるので、とても魅力的なスポーツですね!
ぜひラグビーを通してスポーツの楽しさを感じていただけたらと思います。
それでは最後までご覧いただき有難うございました。
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