パラスポーツ応援企画!パラ水泳のルールや魅力をご紹介!

パラスポーツ

今回はパラ水泳のルールや魅力についてご紹介します。

パラ水泳は、様々な障がいを持ちながらも、ものすごいスピードで泳ぐ障がい者スポーツです。

そんなパラ水泳のルールや魅力をたっぷりとご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。

しんぺー

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パラ水泳とは?

StockSnapによるPixabayからの画像

パラ水泳とは、車いすを使用したり、四肢切断、脳原性マヒ、視覚障害、知的障害など様々な障がいがある人が行う競泳で、パラリンピックの正式種目でもあります。

選手は障がいの種類や程度によって、クラスを分けられますが、同じクラスの中でも個人個人違う障がいです。

しかし、その中でもどうやれば速く泳げるかを試行錯誤しながら練習を繰り返し、速さを追求していきます。

パラ水泳の歴史は?

パラ水泳、いわゆる障がい者の水泳が競技として始まったのは、1964年の東京パラリンピックが始まりです。

そして、1984年には連盟が設立され、現在は毎年ジャパンパラ水泳競技大会が開催され、精力的に活動されています。

パラ水泳は競技人口が多い?

パラ水泳は、たくさんあるパラスポーツの中でも最も今日人口が多いスポーツです。

連盟に登録している選手だけでもその数はおよそ1400人もいるとの事です。

パラ水泳は障がいによって、様々なクラス分けがあったり、障がいを補う工夫がされているので、パラスポーツとして始めやすいのかもしれません。

パラ水泳で使用する『タッピングバー』とは?

『タッピングバー』というアイテムをご存じでしょうか?

タッピングバーとは、視覚障害がある選手に壁が近づいているという合図を送る棒です。

タッチや、、ターンをする際に見えない方が何もない状況で行うと壁と衝突し、大きな怪我を負ってしまいます。

そこで、タッピングバーを、専属のタッパーやコーチが持ち、合図を送ります。

この合図も慣れた人が行わないと、タイミングがずれてしまうので、練習しながらタイミングを合わせて行きます。 

選手はタッピングバーを信用する事によって思い切りターンすることができます。

ルール

基本的にルールは一般的な競泳と同じく、決められた一定の距離を泳ぎタイムを競います。

種目は自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4種目とこれらを合わせたメドレーがあります。

そして障がいの程度やパラ水泳ならではのルールもあります。

スタート

スタートはスタート台からの飛び込み以外も認められています。

水中からのスタートや台横に座った状態など、障がいにの種類や重さによっては、スタート時に介助や補助してもらうこともできます。

ターンやタッチ

平泳ぎとバタフライは両手でのタッチが決まりですが、四肢切断や四肢の長さが違う場合は、両手を伸ばしていさえすれば、片手でのタッチが認められています。

また、上肢が頭よりも短い場合は、上半身のどの部分でタッチするのもOKです。

器具は使用禁止

レースは義眼以外のあらゆる義足・義手・矯正具は使用できません。

タッパー

視覚障がいがある選手には、壁が近い事を知らせるタッパーを配置することが出来ます。

タッパーとは、タッピングバーという合図を送る棒で、壁が近い事を知らせる人の事を指します。

その他にも細かいルール設定がありますが、代表的なものを選んでご紹介しました。

クラス分け

パラ水泳は、障がいの程度や種類によって、クラスが分けられています。

泳ぎ方

  • S・・・自由形、背泳ぎ、バタフライ
  • SB・・・平泳ぎ
  • SM・・・メドレー

種類

  • 1~10・・・身体障がい
  • 11~13・・・視覚障がい
  • 14・・・知的障がい

障がいの程度が大き程数字が小さくなります。

1~3が重度、4~7が中度、8以上は軽度のクラスです。

視覚障がいは11が全盲、12、13が弱視となっています。

パラ水泳の魅力をご紹介!

Ella_87によるPixabayからの画像

障がいを補うオリジナルの泳法

水泳は誰よりも速く泳ぐことが全てです。

その為には、水の抵抗を最大限に抑えて、強い推進力で泳がなければいけません。

障がいを持っていると、それぞれに速く泳ぐうえで乗り越えなければいけない壁があります。

四肢のどこかがない場合、泳ぐためのバランスを取るのが難しく、スムーズに泳げるように自分自身の体を研究して、いかに効率よく泳げるかを日々練習、研究します。

また、目が見えない方はまっすぐ泳ぐことが難しく、大きくタイムロスをしてしまいます。

その状態を改善するために、ロープに触れながら泳いだりと様々な工夫をして泳ぎます。

このように人それぞれのオリジナルの泳法を作っていき、速さを競っていくパラ水泳はとても見ごたえがあります。

タッパーとのコミュニケーション

視覚障がい者が泳ぐ際、タッパーという棒を持ってプールの壁の位置を教える役割の方がいます。

これは、コーチが務める事が多いのですが、とても重要な役割となっています。

タッパーはターンをするタイミングを、目が見えないで泳いでいる選手に伝えるので、タイミングが全てです!

もし、タッパーがタイミングを間違えてしまうと、壁にぶつかったり、タイムが大幅に遅れてしまいます。

レースではタッパーの合図するタイミングにも注目です!

まとめ

いかがでしたか?

パラ水泳は障がい者でも体一つで泳がなければいけない過酷さと、その努力の成果を見ることができるので、泳いでいる姿を見るととても感動しますよ!

何よりも泳ぎの迫力とスピードに驚くはずですので、ぜひ一度パラ水泳を見てみて下さいね!

それでは最後までご覧いただき有難うございました。

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