今回はキッズレスリングについてご紹介します。
レスリングはオリンピック競技として古くから盛んに行われている世界的な認知度も高い人気スポーツです。
世界的な競技人口も多い中日本はオリンピックでたくさんのメダルを今までに取っています。
そんなレスリングですが意外と興味はあっても実際子供にやらせるのはどうなのかなと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこでレスリングが子供の習い事におすすめな理由をご紹介していきますのでどうぞ最後までご覧ください。
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レスリングはどんなスポーツ?
レスリングとは?
レスリングとはヨーロッパが発祥の格闘技で相手と組みあい投げたり抑えたりして戦うオリンピックスポーツです。
大きい意味でのレスリングは世界中にたくさんあります。
アームレスリングやプロレス、グラップリング等種類は様々ですが、今回はオリンピック競技になっているアマチュアレスリングについてご紹介していきます。
アマチュアレスリングはざっくり説明するとサークル上のマットで、タックルや投げ後ろに周ったり転がしたりと相手を制する動きをするとポイントが入り、より多くのポイントを取った方が勝ちというルールです。
日本では太田忍選手、吉田沙保里選手や伊調姉妹等多くのオリンピックメダリストがいます。
どんな運動をするの?
それではレスリングの練習では実際どんな運動・トレーニングをするのかをご紹介していきます。
レスリングのチームで様々な練習方法がありますが、一般的なトレーニングの流れを簡単にご紹介していきますので、これが全てではないという事をご了承下さい。
基礎運動
レスリングの練習ではマット運動や基礎的な運動能力を向上するためのトレーニングを多くの時間を割きます。
これはレスリングは相手と組みあい、倒したり抑え込むためだったり、その反対に逃げる為に必要な筋力や柔軟性、瞬発力を養う為です。
また、レスリングは激しいスポーツなので、怪我をしない為にも丈夫な体作りがとても大事だからです。
タックル・投げ技の練習
レスリングで最もメインとなる攻防になるタックルや、投げ技の練習をします。
レスリングのタックルや投げ技はたくさんあり、その中でもメインになるタックルは特に力を入れて練習をしているチームがほとんどです。
グラウンド(寝技)練習
次にタックルで倒した・倒れた後の攻防になる寝た状態でのグラウンド練習などを行います。
レスリングではグラウンドでの攻防次第で大きな得点を取ったり、点を取られないように守る事がとても重要です。
レスリングは基本的に背中を付けたり、相手の背後に回り、コントロールする事で得点が入ります。
グラウンドの技術を向上させることによって勝率が大きく上がっていくのでとても重要な練習の一つです。
スパーリング
スパーリングは実戦形式の練習です。
実際に相手と組みあい戦う事によって、練習した技や技術が実戦で使えるかどうかを試します。
いくら練習で上手にできても実戦形式になると全くできなかったりすることがあるので、何回もスパーリングを行う事でより自分の技として試合で使えるようにトレーニングをします。
筋力トレーニング
レスリングでは練習の最後にみんなで筋トレする事があります。
疲れ切った体を最後にもう一回追い込むことで肉体も精神もしっかりと鍛えられます。
レスリングは危ない?
レスリングは組み合い、相手と戦うスポーツなので、残念ながら怪我は付き物です。
しかし、大きな怪我をしない為に基礎的な体作りを一生懸命行います。
コツコツしっかりと体作りしていくと、多少な事では怪我をしない頑丈な体を手に入れることが出来ます。
そして危険だからこそレスリングのコーチや周りはしっかりと気を付けながら、厳しくトレーニングしてくれます。
子供にレスリングがおすすめの理由は?
レスリングはどんなスポーツかを簡単にご紹介しましたが、なんかちょっと恐いと思った方もいるかもしれません。
ただ、レスリングは子供の習い事にとてもおすすめです!
それではレスリングが子供の習い事におすすめの理由をご紹介していきます!
身体能力向上に期待できる
レスリングは上記では説明したようにマット運動や基礎的な運動能力を向上させるためのトレーニングをしっかりと行います。
これはレスリングでは運動能力がとても重要なスポーツだからです。
特に子供の場合マット運動やブリッジ等基礎をしっかりと行うので、もちろん個人差はありますが、ある程度通うと自然と体育の授業で行うようなマット運動はだいたいできるようになります。
体育が苦手な子供こそレスリングで基礎運動能力を鍛えるのにおすすめです。
恐がらず何でもチャレンジできるようになる
レスリングはある意味とても勇気のいるスポーツです。
レスリングの試合では相手とマットの上で一対一で戦わなければいけません。
初めは泣いてマットに上がれない子も少なくありません。
初めはみんな少なからず恐怖と緊張と戦います。
しかし、何度もチャレンジし試合に出れるようになると、一つ大きなハードルを飛び越えることが出来ます。
そして一度恐怖や緊張と戦い乗り越えると、レスリングだけではなくどんな事にもチャレンジしてみようという気持ちが湧いてくると思います。
きっとレスリングを通して成功体験を掴む事によって怖がらずに何でもチャレンジすることが出来る子供になれます!
相手への思いやりや力の加減を覚えることが出来る
レスリングは相手を殴ったり蹴ったりする事はしませんが、全力で相手と取っ組み合いながら戦うので、多少なりとも痛い事があります。
そんな中練習していると、自分がどのくらいの力をだすと相手が痛くなったりするのか、手加減が身に付きます。
痛みを知り相手も同じ思いをしながら練習に励んでいる事が理解できるようになってくると、相手への思いやりや力の加減を覚えることが出来ます。
痛みや手加減を子供のうちから身に着けるのにもレスリングはおすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
レスリングは子供が身に着けてほしい要素がふんだんにあったのではないでしょうか!
強くなる事によって優しい心を持つことが出来るので、心身共に鍛えさせたい方はぜひ一度レスリングの体験練習に参加させてみてはいかがでしょうか!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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