今回はふくらはぎを鍛えると運動能力が向上する理由をご紹介します。
ふくらはぎはどのスポーツでもとても重要で、ふくらはぎを鍛える事によって多くのメリットがあります。
実際どういう理由で運動能力が向上するのか気になりますよね!
そこでふくらはぎを鍛える事によって運動動力が向上する理由をご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
ふくらはぎとは?
Daniel RecheによるPixabayからの画像
ふくらはぎとは、足首からひざまでの下腿の裏側にある下腿三頭筋(かたいさんとうきん)という筋肉の事を言います。
下腿三頭筋は二つの筋肉から構成されており、主に足首を伸ばしたり、膝を曲げたり、つま先を立てる運動をします。
下腿三頭筋
腓腹筋(ひふくきん)
腓腹筋は大腿部(ふともも)からアキレス腱までついているとても長い筋肉です。
ふくらはぎの上部でモリっとなっている二つの筋肉が目印です。
つま先立ちや膝を曲げる働きがあります。
腓腹筋の特徴は
- 二つの関節をまたぐ筋肉
- ジャンプなど瞬発的な動きで力を発揮
- 肉離れしやい
という特徴があります。
ヒラメ筋
ヒラメ筋はふくらはぎ上部からアキレス腱にくっついている、ヒラメのような形をした筋肉です。
腓腹筋は膝にも作用しますが、ヒラメ筋は膝の動きには関係なく、足首を伸ばすつま先立ちのような動作に働きます。
ヒラメ筋の特徴は
- 膝を曲げたままかかとを上げることができる唯一の筋肉
- 足首を伸ばすのに特化した筋肉
- 瞬発系ではなく、持久力がある筋肉
という特徴があります。
ふくらはぎは第2の心臓というのは本当?
ふくらはぎが第2の心臓と呼ばれている事をご存じでしょうか。
心臓は全身に血液を送るポンプの役割もありますが、ふくらはぎは、送られてきた血液を心臓へ戻すためにとても重要な役割をする筋肉です。
ふくらはぎがしっかりと働くことによって、全身への血液循環も効率的になり、心臓への負担も大きく減ります。
こういった理由からふくらはぎが第2の心臓と呼ばれているのです。
ふくらはぎは健康面でもしっかりと鍛えるのがおすすめです。
ふくらはぎは柔らかい方がいい?
筋力があって、ふくらはぎがムキムキの場合でも、ふくらはぎが硬いとたくさんのデメリットがあります。
ふくらはぎが硬いと、全身への血液循環の効率が悪くなり免疫力の低下や、体調が悪くなりやすいと言われています。
また痛みにも感じやすく、硬いとがつりやすくなり、肉離れも等の怪我もしやすくなります。
ふくらはぎで重要なのは硬いガチガチの筋肉ではなく、柔らかく柔軟性あふれる筋肉です。
ふくらはぎを鍛える方法とは?
ふくらはぎを鍛える方法ですが、シンプルで効果的なつま先立ちがおすすめです。
シンプルですが、しっかりとやるとかなりきついトレーニングです。
ポイントは、前を見てまっすぐ立つ、ゆっくり上げてゆっくり下すという2点です。
これを自分のできる範囲で、回数を決めてセット数で分けてみたり、時間でやってみましょう!
ふくらはぎを鍛えるメリットは?
Petra KrncによるPixabayからの画像
見た目がかっこよくなる
ふくらはぎを鍛えていくと、ふくらはぎの筋肉の形がくっきりと浮かび上がり、見た目がとてもかっこよくなります。
特に腓腹筋を重点的に鍛えると、たくましいふくらはぎの形となります。
軽めの負荷でトレーニングをすると引き締まったスタイルの良いふくらはぎになり、むくみの改善にも期待できます。
運動能力が上がる
ふくらはぎの筋肉を地面を強く蹴ったり、ジャンプ、体の動きを止めたりと、スポーツをする上で様々な重要な役割を果たしています。
ふくらはぎを鍛える事によって運動能力が上がる理由は、ふくらはぎは足首を安定させる役割があるので、ボディコントロールに大きく作用します。
どのスポーツでも姿勢が安定しなかったり、衝撃ですぐに体制を崩してしまっては、スポーツをする上で、いいパフォーマンスを発揮することはできません。
また下半身の力で大きいのは太ももですが、初速の瞬発的な力であれば、ふくらはぎもとても重要です。
ふくらはぎを鍛えれば、一瞬の加速や反応が速くなると言えます。
さらにふくらはぎを鍛えると、全身の血流が良くなると言われているので、全身の筋肉に栄養が行き渡りやすくなるので、全身のパワーも上がると考えます。
怪我予防
ふくらはぎを鍛える事によって、怪我の予防にも期待できます。
ふくらはぎを鍛えると足首が安定し、スポーツの怪我でとても多い足首の捻挫をしずらくなります。
また、ジャンプした際の着地では、ショックを吸収する役割もあるので、腰や首に対する衝撃の負荷を軽減してくれます。
さらに、ふくらはぎの肉離れやこむら返りの予防にもなるので、スポーツをする際はしっかりとふくらはぎを鍛えましょう!
ふくらはぎを鍛えておきたいスポーツとは?
サッカー
サッカーは長い時間走り続けなければいけないスポーツです。
また、急激なダッシュやストップをしながら体をコントロールしなければいけません。
この過酷な状況で動き続ける為には、ふくらはぎの力がとても大切になります。
運動不足で鍛えていないふくらはぎの状態で、真剣にサッカーをすると、すぐに肉離れするか、こむら返りを起こしてしまい走れなくなってしまいます。
マラソン
マラソンは42.195キロを休むことなく走りきらなければいけません。
プロの選手はもちろんですが、市民ランナーもしっかりとふくらはぎを鍛えなければ、途中で足をつったり、疲労がたまり足が前に出なくなってしまいます。
もし、これからマラソンを始めようという方は、しっかり走る練習をしつつ、個別でふくらはぎも一緒に鍛えて、フルマラソンに耐えれる体づくりをしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
ふくらはぎを鍛えるメリットについてご紹介しました。
ふくらはぎを鍛える事によって、足だけではなく、全身にパフォーマンスの影響があることが分かりましたね!
また健康面でもふくらはぎは欠かせないと言えそうです!
ぜひスポーツをやる際は、しっかりとふくらはぎを鍛えて、運動動力を上げながら楽しみましょう!
それでは最後までご覧いただき有難うございました。
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