今回はデスクワークの多い人の運動習慣と在宅ワークで起こる体の変化についてご紹介します。
ここ最近働き方も大きく変わり始めて、デスクワークや在宅ワークが多くなってきていると思いますが、日常的な生活が変化することによって体も変化していきます。
そこで、体の変化や運動習慣について詳しくご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。
運動する習慣が減ってきている?
ここ最近、健康を意識する方や情報を調べている方が多くなっていますが、実は運動不足の方が増えており、運動する習慣がある人が特に女性で少なくなってきています。
運動習慣のある者の割合は、男性で31.8%、女性で25.5%であり、この10 年間でみると、男性では有意な増減はなく、女性では有意に減少している。年齢階級別にみると、その割合は、男女ともに20 歳代で最も低く、それぞれ17.6%、7.8%である。
歩数の平均値は男性で6,794 歩、女性で5,942 歩であり、この10 年間でみると、男女ともに有意な増減はみられない。年齢階級別にみると、20~64 歳の歩数は男性7,644 歩、女性6,705 歩であり、65 歳以上は男性5,417 歩、女性4,759 歩である。
日本生活習慣病予防協会
これは、在宅ワークやデスクワークが増えてきているというのも原因の一つではないかなと思います。
自宅から出ずにずっと仕事をしたり、会社でもパソコンの前でひたすら仕事をしていると、どうしても運動不足になってしまいますよね!
デスクワークは疲れやすい?
デスクワークは一見座っているので、そこまで疲れなんいんじゃないかなと思う方もいると思いますが、実際長時間のデスクワークはとても疲れます。
特に仕事で座っている場合、ただぼーっと座っている訳ではありません。
長時間同じ姿勢で姿勢よく座り気を張りながら、目の前の仕事に集中して作業するというのは、多く気力と体力を消費します。
特にパソコン作業が続くと目の疲労や、肩や腰も痛くなってきます。
そして仕事が終わり自宅へ帰ると、疲れ果ててしまい、運動しようなんて中々考えられなくなってしまいます。
長時間のデスクワークは体調を崩す?
長時間のデスクワークによって、体調を崩してしまう方もいます。
体は適度に動かすことによって、体調を保てるようになっています。
しかし、長時間のデスクワークでは、常に同じ姿勢で作業してしまいがちで、さらに精神的な疲労も重なってしまい、体調を崩してしまう事が多くなります。
在宅ワークが増えている?
最近、日本でも副業が浸透し始め在宅ワークをする方も増えています。
また副業だけではなく、在宅ワークをメインにフリーランスとして活動している方も多くなってきています。
これは、ネット社会の普及によって誰でも簡単に物を売ったり、情報を提供しやすくなったからではないでしょうか。
在宅ワークは自分の都合や予定を優先することが出来たり、誰に何を言われることもないという大きなメリットがある反面、だらだらと過ごしてみたり、作業に追われ1日中外へ出ずに引きこもりがちになってしまう事があるので注意が必要です。
在宅ワークは運動不足になりやすい?
在宅ワークは自分で自由に時間を使えるとても素晴らしい働き方ですが、その分自分自身で管理しなければいけません。
初めのうちは、しっかりと1日のスケジュールを立てて行動し規則正しい生活を送ることが出来るかもしれませんが、徐々に慣れていく事によって甘えが出てしまい、自分が楽な方へ生活をシフトしてしまうものです。
そうすると徐々に動くのがめんどくさくなり、作業部屋からほとんど出ずに運動不足になってしまいます。
しっかりと仕事もプライベートも分けながら行動できて運動もしている人はそんなに多くなく、どうしても在宅ワークをしていると運動不足になりがちです。
長時間座っていると起こる体の変化とは?
Free-PhotosによるPixabayからの画像
長時間座った状態で作業や仕事をしていると、体調が崩れやすくなります。
そして日本は世界でもトップクラスで座っている時間が長いそうで、1日の半分以上座っているそうです。
1日の生活を振り返ってみると、そんな気がしますよね!
長時間座りっぱなしでいると次のような体調の変化が見られます。
血流が悪くなりやすい
長時間座っていると、下半身の筋肉の活動が大きく下がり下半身の血流が悪くなります。
特にふくらはぎや、大きなふとももの筋肉が血液を送る力が弱くなるので、全身の血流も悪くなってしまいます。
血流が悪くなると、冷えや思考の低下等、いわゆる体調が優れない状態となってしまいます。
生活習慣病に注意!
体を長時間動かさないで座っていると生活習慣病にもなりやすくなります。
これは大きい筋肉であるふとももを動かさない事によって、筋肉が小さくなり、太りやすくなってしまうからです。
また、座りすぎはインスリンの分泌の低下も見られるようなので、糖尿病のリスクの増加が考えられます。
体を痛める
長時間同じ姿勢で座っていると、筋肉がちぢこまり、関節や組織も硬くなってきます。
そうすると、座っている間は常に同じ筋肉や組織、関節に負担がかかってしまうので、体を痛めてしまいます。
在宅ワークやデスクワークの方は特に首や腰を痛めやすい状態で仕事をしていると考えています。
運動不足になりがち
長時間座っていると運動不足になります。
座りっぱなしでいると血流も悪くなるので、活気的になりずらくなります。
そして、長時間座る事が日常的になり続いてしまうと、様々な体の変化があり、体の痛みや体調不良になりやすくなるので、余計に体を動かしたくなくなり、運動不足になりがちになってしまいます。
運動不足の方が運動習慣を無理なくつける方法は?
運動不足を感じいざ始めようとしても、初日からとても疲れてしまったり、怪我をしてしまっては運動を続けて、運動不足を解消することなんてできないですよね!
まずは運動する習慣をつける事がとても大切なので、運動不足の方が運動習慣をつけられるコツをご紹介していきます。
仕事の合間に軽い体操
まずはデスクワークや在宅ワークの合間に休憩や一息入れる時間を作りましょう!
仕事の合間に背筋を伸ばしたり、深呼吸したりとどんな軽い体操でもいいのでやってみましょう!
そして仕事の合間には必ず行うようにして下さい。
これが運動習慣をつける第一歩となります。
外に出る
仕事終わりや合間に、外に出る習慣をつけましょう!
特に在宅ワークの方は忙しかったり時間が不規則になってしまうと、一歩も外を出ずに1日が終わってしまうなんてこともあると思います。
仕事がひと段落したり、休憩する際には外に出て、外の空気を吸ったり日光を浴びると、気持ちがリフレッシュできて、少し体を動かしてみようと考えるようになり、運動へのモチベーションが上がります。
とりあえずは運動しなくてもいいので、外に出る事を習慣づけてみましょう!
ストレッチからはじめてみる
朝起きた時やお風呂上り、休憩時どのタイミングでもいいので、ストレッチをしてみましょう!
1分でも2分でもいいので、やってみるとその気持ちよさが分かると思います。
しっかり体を伸ばすことによって、気分もリフレッシュできるのでおすすめです!
決して無理せずに行ってください。
楽しかったり、気持ちのいい事はきっと続けることができますよ♪
物足りない運動を毎日行う
運動を習慣化させるために、まずは物足りない程度の運動にしておきましょう。
最初から気合入りすぎてハードな運動をしてしまうと、次の日からやらなくなってしまいます。
まずは「こんなものか」とか、「もう少しやりたいな」と思うぐらいの運動にして下さい。
激しい運動を1回やるよりも軽い運動を毎日続ける方が圧倒的に難しいですし、健康的です!
体を動かすことを目的にせず毎日行う事を目標にしましょう!
そうすると自然と、普通に毎日運動できるようになります。
歯磨きや洗顔と同じものだと思う
運動は毎日やる日課だと思い、歯磨きや洗顔と同じような物だと考えましょう!
歯磨きや洗顔は毎日欠かさずにやっても、当たり前の事だから苦にならないですよね!
した後はスッキリすると思います。
これは運動にも同じことが言えて、このぐらい当たり前の事だと考えられるようになるかが、運動を習慣化するためにはとても大切です。
「運動しないと・・・!」と身構えずに運動する事は当然の事だと考えられるようになれば、もう習慣化したと言えます♪
まとめ
いかがでしたか?
デスクワークや在宅ワークの方が運動習慣をつける秘訣をご紹介しました。
どうしても運動する機会が減っていく方が多いと思いますが、運動を習慣化することによって様々なメリットがありますので、小さなことからコツコツと習慣化できるようにチャレンジしてみて下さいね!
それでは最後までご覧いただき有難うございました。
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