今回は社会現象にまでなっている『鬼滅の刃』で使われている「全集中の呼吸」は鬼を斬る上でとてm重要な役割を果たしていますが、リアルの世界で体現することができるのでしょうか。
呼吸法であればもしかしたら似たような効果を生む事ができるかもしれないですよね!
そこで「全集中の呼吸」は可能なのかを検証していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
鬼滅の刃とは?
鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで連載されていた漫画で現在大人気漫画として社会現象にもなっています。
その人気はゲームセンターの景品もほとんどが鬼滅の刃のグッズになってしまうほどで、勢いではワンピースをもしのぐ漫画ではないでしょうか!
内容は?
鬼滅の刃は、大正時代の日本が舞台となっています。
鬼が棲みついている世界で家族を殺され、唯一生き残った妹の禰豆子も鬼になってしまった主人公の炭次郎が鬼を退治する鬼殺隊へ入隊し、妹を人間に戻す方法を探しながら鬼を退治していくという物語。
強靭な鬼を倒すために炭次郎たちは鬼殺隊独自の呼吸法を駆使し鬼を倒していきながら物語が進んでいきます。
鬼滅の刃に登場する鬼とは?
本作に登場する敵で、強靭な力と不死身の力で人間を喰らい、人間を食べる事によってさらに強くなっていきます。
ただ、日の光に当たると消滅してしまうので、日の当たらない夜にしか行動することができません。
そして鬼を作りだしているのは、本作の大ボスである「鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)」は鬼の起原でもあり最も強い鬼として暗躍しています。
作中に登場する全集中の呼吸とは?
全集中の呼吸とはどういった呼吸法なんでしょうか。
漫画・アニメ『鬼滅の刃』に登場する、鬼殺隊士達が必須として習得する特殊な呼吸法。
超越生物である人喰い鬼と渡り合えるほどの身体能力を得た上で、そこから“型”に沿った必殺の剣術を繰り出すことによって、岩塊よりも硬い頸を斬り落とす。あくまでも人間が身に付ける“技術”であるため、骨身を削りながら修練を重ねる以外に習得方法はない。
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……それはつまり、心身に修練を乗り越える頑健さを備えているのであれば、特別な才能が無くとも習得そのものは可能である事を意味する。
簡単にいうと通常よりも深く深く呼吸をし、全身に酸素を送り込みフィジカルを大幅に上昇させる呼吸法です。
筋肉に大量に酸素を含んだ血液が巡る為、瞬間的に爆発的な力が出る分その反動も大きく、反動に体が耐えられるように鍛錬しなければいけません。
全集中の呼吸は本当にできるの?
それでは実際に全集中の呼吸ができるかどうか本気で考えていきたいと思います。
できないことはない
結論から言うとできない事はないと考えます。
肺に最大限の酸素を入れる容量を徐々に増やしていけばいいだけですから・・・
しかし問題なのはその肺活量です!
作中で全集中の呼吸を常時行う「全集中常中」という高度な呼吸法を会得するために、硬い巨大なひょうたんを息を吹き込んで割るという訓練がありました。
全集中常中なので、普通の全集中であればこのくらいできなくてもできそうですが、普通の人であれば風船に息を吹き込んで割るのもとても大変ですよね!
相当な訓練が必要ということになります。
もし仮にひょうたんを割るような呼吸が出来るようになったとしても、その時には気管や肺に致死レベルの致命傷を負ってしまうと思います・・・
十分に注意して練習しましょう!
効果には個人差が
通常よりも血液に多くの酸素を含むと運動能力は上がるかもしれませんが、これの効果には個人差があり、実際にはどのくらい上がるか見当がつきません。
しかし酸素量に個人差があると思いますが、物凄い量の酸素を送り込んでいるはずなので全集中の呼吸と言われるほどの呼吸法をした際には血管が耐えれなく重傷を負うはずです。
「ハイリスク・ローリターン」現状これが「全集中の呼吸」です。
鬼殺隊のようにはいかない
仮に全集中の呼吸ができ、体がその力に耐えれたとしてもきっと鬼殺隊のように鬼を倒せる力は得れないでしょう。
血液に大量の酸素が流れ込み、筋肉を強化してもあれだけのパワーやスピードはほぼ不可能ではないかと思っています。
実際に現実でできる人を見たことがないので絶対とはいえませんが・・・
また鬼を倒すためにはきっと力だけではなく、強い意志と恐怖心に打ち勝つ勇気も必要なので鬼殺隊のようにはうまく行かないのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
全集中の呼吸について本気で考えてみました。
やはり実際にはアニメの様にはうまくいかず、たとえうまくできたとしても体がその力に耐えれずに死んでしまうのではないかと思います。
ただ、大きく肺を膨らまし、より酸素を多く取り入れる事自体は良い事ですのでぜひチャレンジしてみて下さいね!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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