今回は子供が運動できるようになる方法についてご紹介します。
小さいときから何かスポーツさせて運動できる子になってほしいと考える親御さんは多いと思います。
私もそのうちの一人です。
しかし、実際子供が運動できるようになるには何かスポーツを習えばいいってものではないんです!
そこで今回は子供が運動できるようになる方法をご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。
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子供に習いしなくてもいいの?
子供に運動が得意になってほしいと思う方は習い事をさせない事をおすすめします!
その理由は運動が苦手なまま習っているスポーツだけできるようになってしまうからです。
運動神経抜群な子は少ない?
小学生の頃、学年に一人や二人は何でもできちゃう運動神経抜群な子供いましたよね!
どんなスポーツをやらせても習い事している子よりも上手にできて、敵わないような子が少なからずいましたが、現在はそういう子が極端に少なくなっています。
これは私の体験談ですが、それなりに強豪の小学生のサッカークラブでトレーニングを見ていました。
始めの印象はサッカーに関しては小学生とは思えない程の技術を持った子が何人もいて驚きましたが、それとは反対に身体能力が高いなと思う子は一人もいませんでした。
こんなにサッカーが上手いのになぜこんなにも体を動かすことができないかと不思議に思いましたが、クラブチームにいるほとんどの子が5歳6歳からサッカーばかりやってきた子供たちだったのです。
恐らく外で体いっぱい使って遊びまくる時間をサッカーだけに集中して使ってきたのだろうと思いました。
近年習い事を小さい頃から当たり前に習う環境になってきたことが、何でもできる運動神経抜群の子が少なくなっている要因の一つではないでしょうか。
習っているスポーツができるだけ
小さい頃から習い事を始めると、習っているスポーツは当然何もやっていない子や、遅く始めた子より上手になりやすいと思います。
しかし、それは運動神経が良いとイコールにはなりません。
残念ながら早くに習い始めたスポーツができるだけです。
たとえ運動ができない子でも小さい頃から繰り返し練習する事によって習っているスポーツだけはできるようになりますが、それ以外の運動を覚える時間を削って覚えているので、他の運動が苦手になってしまう事があるということです。
専門的にやりすぎると伸び悩む
小さい頃からスポーツを専門的にやりすぎると多くの子供たちが伸び悩む時期が長くなってしまいます。
例えばサッカーが小さい頃からう上手でチームのエースだった子がいても、ある日を境にうまくサッカーができなくなることがあるのです。
これは体格の変化が大きく関係していると思います。
体格の変化に対して技術がついていかなくなってしまいます。
もし、基本的な運動能力が高ければ、その体格に合わせた動きに対応しやすいのですが、低い場合は習ったこと以外の技術は中々うまくできなくなってしまいます。
専門的な技術に比重を置き過ぎるとこのような弊害が生まれてしまう可能性があります。
応用力がない
小さい頃から習い事で専門的にスポーツをすると応用力が効かなくなってしまう恐れがあります。
小さい頃からずっとサッカーに熱中していた子が、様々な経験や体験をしてテニスを始めようと思った時にサッカーしかやってこなかった子は、いざテニスをやろうと思い一生懸命練習しても全然うまくならないなんて事があります。
もし基本的な運動能力が高い子であれば、どんな動きにも対応力があるのですぐにテニスもうまくなるはずです。
小さい頃から専門的にやりすぎてしまうと、いざ違う事を始めた時に応用が利かなく、スポーツが嫌いになってしまう可能性もあります。
こどもの可能性は無限大
こどもの可能性は無限大に広がっています。
たとえ小さい頃からやっているスポーツが上手にならなくても他のスポーツでとんでもない才能を開花させることも多々あります。
そんなこどもの可能性をより広げる為には、基本的な運動能力を上げれるように、一つに特化した運動ではなく、たくさんの基本的な運動ができるようにサポートし、運動能力を底上げしてあげましょう!
たくさんの可能性を模索することで、こどもにとっても成功も失敗もいい経験になります。
運動ができるようになる方法は?
運動ができるようになる方法の最も大切な事は、色んな運動をすることです。
足を使い手を使い様々な運動器を使う事によって脳が刺激され色んな動きを体で覚えることが出来ます。
全身をバランスよく使う
運動ができるようになるためには全身をバランスよく使いましょう!
全身をバランスよく使う事によってどんなスポーツにも対応できる運動能力を身に着けることが出来ます。
例えば公園で、自由に思いっきり遊ぶと走ったり登ったり跳んだりと、遊んでいるだけで様々な運動を行うことが出来るので、特に小さいうちは公園でたくさん好きなように遊ばせてあげる事をおすすめします!
決められた動きではなく考えた動き
運動ができるようになるためには、決められた動きをするのではなく、自分で考えながら体を動かせるようにしましょう!
正しいフォームや姿勢はスポーツをする上ではとても重要な要素です。
それはなぜかというと一番効率よく運動能力を発揮することができるからです。
しかし、初めから答えだけを教えてしまってはあまり意味がないのと同じで、自分で考えながら動く事によって、少しずつ自分にとって良い姿勢やフォームを身につけた方が、どんなスポーツをしても対応力が身に付きます。
答えを覚える事より、どうしたらいいのかを考えて動く能力を身に着けるようにサポートしましょう!
もし、教える場合でもちょっとしたコツやアドバイスを上げて自ら答えに近づけるように軽く背中を押してあげるくらいがベストです。
36の基本動作
36の基本動作というのをご存じでしょうか?
運動を分類すると36の基本動作に分けられます。
これらを幼少期から身に着ける事によって運動能力が上がりやすくなると言われています。
リンクを貼っておきますので、ぜひ確認して参考にしてみて下さいね!
https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/117113.pdf
まとめ
いかがでしたか?
もちろん小さい頃からの習い事を否定するわけではありません。
子供がやりたいと言っている事をできる限りやらせてあげたいというのが親として当然ですよね!
しかし、それだけに縛らずにその他にも色んな事をさせてあげて子供の可能性をどんどん広げてあげましょう!
色んな運動を楽しみながらやることでスポーツが大好きになり、健康的で豊かな生活を送っていただけたらと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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