股関節が大事なスポーツとは?股関節がスポーツに重要な理由をご紹介!

トレーニング

今回は股関節がスポーツに重要な理由についてご紹介します。

股関節は足を下半身と上半身のつなぎ目にある大きな関節で、足を動かすうえでとても重要な役割を担っています。

股関節が大きく動くと体も大きく動くので、スポーツをする上では欠かせません。

そこで股関節はスポーツをする上なぜ重要なのかをご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。

しんぺー

スポーツを応援する整骨院院長です。
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股関節とは?

jesslefによるPixabayからの画像

股関節は体の中で最も大きな関節で最も大きな力を持つ関節です。

股関節は上半身と下半身をつなぐ重要な役割も担っており、体をスムーズに動かすためにとても重要です。

また、曲げる伸ばす回すと様々な動作で働くと同時に体重も支えているとても凄い関節なのです。

股関節を構成する筋肉は?

股関節は多くの筋肉で構成されているので、詳しい説明は省きながら、動き方別にご紹介します。

屈曲(曲げる)

  • 腸腰筋(ちょうようきん)
  • 縫工筋(ほうこうきん)
  • 大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
  • 大腿直筋(だいたいちょっきん)
  • 長内転筋(ちょうないてんきん)
  • 恥骨筋(ちこつきん)

内転(股を閉じる)

  • 恥骨筋
  • 長内転筋
  • 薄筋(はっきん)
  • 短内転筋(たんないてんきん)
  • 大内転筋(だいないてんきん)

伸展(のばす)

  • 大殿筋(だいでんきん)
  • 大腿二頭筋長頭(だいたいにとうきんちょうとう)
  • 半腱様筋(はんけんようきん)
  • 半膜様筋(はんまくようきん)
  • 大内転筋後方頭(だいないてんきんこうほうとう)

外転(股を開く)

  • 中殿筋(ちゅうでんきん)
  • 小殿筋(しょうでんきん)
  • 大腿筋膜張筋

外旋(あぐらをかくような動作)

  • 大殿筋
  • 梨状筋(りじょうきん)
  • 内閉鎖筋(ないへいさきん)
  • 上双子筋(じょうそうしきん)
  • 下双子筋(かそうしきん)

大きくわけて股関節にはこれだけの筋肉があり、股関節を動かしています。

筋肉の名前は覚えなくていいので、これだけの筋肉が関わっているという事を理解しましょう!

股関節を構成する靭帯は?

股関節は大きな靭帯に囲まれている事で、体重や衝撃をも支える安定性を生み出しています。

  • 腸骨大腿靭帯(ちょうこつだいたいじんたい)
  • 恥骨大腿靭帯(ちこつだいたいじんたい)
  • 坐骨大腿靭帯(ざこつだいたいじんたい)
  • 大腿骨頭靭帯(だいたいこっとうじんたい)

腸骨大腿靭帯は最も強く硬い靭帯です

股関節はスポーツに重要?

Linda EisensteinによるPixabayからの画像

股関節はスポーツのパフォーマンスを上げる上でとても重要な関節です。

股関節が正常に動かなければ、様々な支障がでる可能性があり、反対に股関節の機能性が高くなると運動能力が高くなることが期待できます。

足が速くなる

足が速くなると様々なスポーツで有利になりますが、股関節の機能が上がると足が速くなります。

股関節は足を動かすための最大のパワーをもつ関節です。

また股関節は歩幅にも影響します。

歩幅が大きくなることで早くなるので、股関節の可動域が広く強ければ足が速くなる可能性が大幅にアップするでしょう。

パワーが上がる

股関節はパワーの源です。

股関節が強くなると馬力が上がり、ダッシュ力や押す力、相手に倒されない強さが手に入ります。

また殴る・投げるといった一見上半身を主に使うように見られる動作も、股関節の機能によって大きく変わってきます。

怪我が少なくなる

股関節は大きな関節で力も強いので、股関節が十分に機能しない事によって動きに大きく影響するので、怪我も増える傾向にあります。

ですが反対に股関節を柔らかく強くすることによって、体の動きもうまく連動しスムーズに動くようになるので、怪我の予防にも繋がってきます。

特に股関節が重要なスポーツは?

ほとんどのスポーツで股関節は重要ですが、特に股関節が重要だと思うスポーツをピックアップしたので、ご紹介します。

野球

野球は股関節の動きが重要なスポーツです。

ボールを投げる際大きく歩幅を取り、股関節の力を利用して下半身で投げます。

この時股関節の可動域が広ければより多くの力をためることができ、上半身へ伝えることが出来ます。

そしてバットを振る時にも股関節の力をたくさん使います。

スイングは下半身からしっかりと回し力をバットに伝えるので、股関節の強さと柔軟性は必要不可欠です。

股関節の機能が上がれば、野球の能力向上に期待できます。

短距離走

走る動作で股関節は重要な役割を果たしますが、その中でも短距離走で速く走る際に最も股関節を使います。

短距離走はいかに速く走るかがポイントになりますが、速く走る為には股関節の力を最大限に発揮する必要があります。

また股関節が十分な可動域で動くことによって、歩幅が広がり、一歩で進む距離が大きくなります。

さらに短距離走では地面の力をはじき返しながら走るので、地面の反発力に負けない股関節の強さも必要になります。

短距離走では、強さ、柔軟さ、耐久力が大事だと言えます。

サッカー

サッカーは股関節を多く使うスポーツで、股関節の怪我が最も多いのではないかとも

思っています。

ボールを強く蹴る為には股関節の力が重要です。

ボールを蹴る際に股関節の内側にある筋肉(内転筋)をたくさん使うので、内転筋の力と柔軟さが重要です。

これだけ内転筋を使うスポーツもあまりないと思います。

また股関節を開きながら(外旋)強く蹴ったりするので股関節はフル稼働します。

股関節のトレーニングやストレッチをしっかりと行う事で、怪我の予防にもなります。

まとめ

いかがでしたか?

股関節がスポーツに重要な理由をご紹介しました。

股関節はとても重要な関節だという事がわかりましたね!

股関節をしっかりと鍛える事によって、運動能力の向上に繋がりますので、ぜひ股関節を意識してトレーニングしてみて下さいね!

それでは最後までご覧いただき有難うございました。

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