今回は『ボッチャ』のルールと魅力についてご紹介します!
皆さんは『ボッチャ』というスポーツをご存じでしょうか。
『ボッチャ』は障害者スポーツではありますが、誰でも分け隔てなく楽しめるスポーツとして、密かに注目されています!
そこで、ボッチャのルールや楽しみ方、その魅力をご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。
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ボッチャとは?
ボッチャとは、ヨーロッパが発祥の重度脳性麻痺患者や、四肢の重度機能障害を持つ人の為に生まれたスポーツで、パラリンピックの正式種目にもなっています。
ボッチャが人気上昇中?
ボッチャは、2016年のリオパラリンピックで日本が銀メダルを獲得してから一気に注目の的となり、メディアに取り上げられる機会も増えました。
そして、シンプルで誰でも白熱した試合ができるとの事で、一気に人気が上昇し、現在では人気スポーツの一つとなっています。
ボッチャのルールは?
ジャックボールと言われる白い球に、赤・青に分かれて、6球ずつ投げていかにボールを近づける事ができるかを競うシンプルなスポーツです。
相手のボールを邪魔したり弾いたりと戦略性も高く、ボールのコントロールもとても重要になってくるので、カーリングのような奥深さがあります。
戦い方は1対1の個人戦、2対2のペア戦、3対3の団体戦があります。
赤が先攻で青が後攻となりジャンケンで勝った方が選ぶことが出来ます。
的となるジャックボールは先攻の赤が投げます。
そして、赤、青と投げて行き、次からジャックボールから遠い方が投げていきます。
青がジャックボールから遠かった場合、次も青が投げます。
青が赤よりジャックボールに近づいた場合、赤が投げる順番となります。
ポイントは、どちらのチームも6球全て投げなければいけないという事です。
先に青が投げ終わった場合、残りの球を赤が投げ続けることができます。
最後に投げ終わったときにジャックボールに一番近い色の球が得点の権利を得ることができます。
赤がジャックボールに近かった場合、青よりジャックボールに近い全ての赤い球が得となります。
赤が青より近い球が3個あればあ3点です。
この1連の流れを1エンドとし、個人とペアでは4エンド、チーム戦は6エンドとなり、全エンド終了後に合計点で勝敗を決めます。
クラス分け
パラリンピックや公式大会では、障がいの程度によってクラス分けされています。
BC1
- 脳原性疾患
- 投げることができる(蹴りも可)
- アシスタントサポートあり
BC2
- 脳原性疾患
- 投げることができる
- アシスタントなし
BC3
- 脳原性疾患
- 非脳原性疾患
- 投げる事ができない
- アシスタントのサポートを受け勾配具を使用する
BC4
- 非脳原性疾患
- 投げることができる(蹴りも可)
- アシスタントは蹴りの選手のみあり
詳しくはこちらを参照してください。
ボッチャの魅力をご紹介!
どんな人でもできる
ボッチャは障がいの有無は関係なく誰でも楽しむことができるスポーツです。
子供も大人もお年寄りもみんなが同じゲームを楽しむことができるので、様々な人との交流がボッチャを通してできます。
緻密なコントロール能力と戦略が重要
誰でも簡単にでききるのがボッチャの魅力ですが、シンプルで奥が深いスポーツなので、トップの選手たちのボールコントロールの正確さは驚愕です。
力と緻密なコントロールを駆使し、相手との駆け引きや、頭脳戦を繰り広げていきます。
この戦略性の高さや、鍛錬によって得られるボールコントロールを求めて、どんどんボッチャの魅力に引き込まれていきますよ!
ルールが簡単
ボッチャは奥が深く魅力的なスポーツでありながら、ルールはいたってシンプルで簡単です。
要は白い球により近づいた方が勝ちといことです!
これさえ理解していたら十分に楽しく事ができます。
なので、もし急に誘われて参加しても問題なく楽しめますし、親子でも同じ様に楽しめます!
盛り上がる
話を聞いたり、映像で見ているだけだと実際そんなに楽しいの?と疑問に思う方もいると思います。
しかし、実際やってみると意外なほど大盛り上がりする事間違いなしです!
巧みな戦術や駆け引きは、仲間同士や、初めて知り合った人とでも熱くなれます!
ぜひご自身で体験してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
ボッチャのルールや魅力についてご紹介しました。
ボッチャの魅力は様々ありましたが、何と言っても誰でも気軽に楽しめるという事が最大の魅力だと思います。
障がいの有無関係なく一緒にプレーすることによって、お互いの偏見や隔たりがなくなるきっかけにもなると思います。
ぜひボッチャを一度体験してみて、楽しんでくださいね!
それでは最後までご覧いただき有難うございました。
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