パラスポーツ応援企画!今大注目の『ボールゴール』とは?ルールとその魅力をご紹介!

パラスポーツ

今回はパラスポーツの『ゴールボール』のルールとその魅力についてご紹介します。

ゴールボールというスポーツをご存じでしょうか?

ゴールボールは健常者スポーツにはないスポーツなので、知らない方も多いと思いますが、ゴールボールは今大注目のパラスポーツなんです!

そこでゴールボールのルールや魅力をご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください。

しんぺー

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ゴールボールとは?

ゴールボールとは、アイシェードというアイマスクをつけて目が見えない状態で、鈴が入ったボールを転がしたりしながら相手のゴールに入れて得点を競う障がい者スポーツです。

ゴールボールは視覚以外の感覚をすべて駆使しながら、味方とコミュニケーションを取り勝負します。

ボールを投げる際には音を鳴らさないように投げたり、あえて大きい音を出してみたりと様々な駆け引きが繰り広げられます。

見えない中でのだまし合い、駆け引きは緊張感あふれるプレーの連続です!

ゴールボールの歴史

ゴールボールの歴史は第二次世界大戦までさかのぼります。

ゴールボールは大戦で、視覚に障害を受けた軍人のリハビリプログラムとしてドイツで考案されました。

そして現在までに多くの国で取り入れられ、世界中でゴールボールが盛んに行われるようになり、パラリンピックやその他の世界大会が開催されるほどとなりました。

日本に入ってきたのは最近で、初めて競技として紹介されたのは1982年で、1995年に日本ゴールボール協会が設立しました。

ルールは?

ゴールボールは6人制のバレーボールコートで行われ、サッカーゴールに似た形状の特製ゴールを使用します。

1チームベンチの選手含め6名、コーチ3名となります。

プレーヤーは3名で、アイシェード(目隠し)をつけて、自分のチームのゴールの前にセンター、ライト、レフトと位置につきます。

試合は攻撃側がボールを転がしながら投げ、守備側はそれをゴールに入れないように守ります。

プレー中はボールに入っている鈴の音が重要なので、静かにしなければいけません。

また、ベンチの選手やコーチ、観客がアドバイスしてはいけません。

  • 選手はアイパッチを張りその上からアイシェードを装着して、ゲーム中は故意に触ってはいけない
  • 攻撃は自陣で1回以上ボールを接地させて投げなければいけない
  • 同じ選手が3連投以上することができない
  • 守備は自陣で行う
  • 守備から攻撃側にボールを10秒以内に行う
  • インプレー中はベンチから指示してはいけない

どこでゴールボールを見ることが出来るの?

ゴールボールは全国各地で行われていますが、現状まだまだ数は少ない状況です。

ゴールボールは、パラリンピックのイベントが開催されている時に体験やゴールボールに触れることが出来たり、試合を観戦したい場合は公式ホームページでスケジュールをチェックしましょう!

大会・イベント日時スケジュール | パラサポWEB
パラリンピック、パラスポーツの大会・イベント情報一覧ページです。パラリンピックはもちろん、日本だけでなく世界各地ので行われている様々なパラスポーツに関する大会・イベント開催日時や開催場所、開催概要を掲載しています。

ゴールボールの魅力をご紹介!

dan onacaによるPixabayからの画像

巧みなフェイント技術

全く見えない状況で行うゴールボールでは、チームのコミュニケーションと音が全てです。

視覚以外のあらゆる感覚を研ぎ澄ませてゴールを奪ったり守ったりすることができます。

しかし、正直にボールを投げてゴールを狙っていても中々入りません。

そこで、音のフェイントの応酬が始まります。

これは試合に勝つためには無くてはならない技術です。

全員がコート内で動き、誰がどこから投げたか分からなくしたり、音を立てずにパスをしたりと、様々なフェイントがあります。

そのフェイントをいかにうまく使うかによって、勝負が決まります。

ゴールボールを観ている時は、ちょっとした動きの変化に注目してみるととても面白いですよ!

緊張のペナルティスロー

ゴールボールにはサッカーのPK、バスケットボールのフリースローのように最大の得点チャンスがあります。

それがペナルティスローです。

ゴールボールは3つのエリアに分けられており、チームエリアと、ランディングエリア、そして真ん中のニュートラルエリアとなります。

相手チームへボールを転がす際に、チームアエリアとニュートラルエリアでバウンドさせなければ反則となります。

相手チームが反則した場合、得点のチャンスであるペナルティスローがもらえます。

ペナルティスローでは、相手側のチームは9メートルと長いゴールを一人で守らなければいけないので、圧倒的に攻撃側が有利となります。

拮抗した試合で、もしペナルティスローになった場合、試合は一気に動くので、応援にも力が入りますよ!

もし、ペナルティスローを止めた場合、大ピンチを切り抜けた事によって、会場も大興奮です!

ベンチの力

ゴールボールはベンチにいるコーチや監督の力も大きく発揮されます。

インプレー中は話しかける事はできませんが、タイムアウトや、選手交代の際に、目が見えていて、視覚で確認できているコーチや監督が声を掛けることが出来ます。

そこで、監督やコーチが指示を出したり、相手チームの状況を伝える事によって、戦況を変わってきます。

またタイムアウトは自分たちのタイミングでとれますが、1回の時間が45秒と短いので、素早く的確な指示を出さなければいけません。

まるでF1のピットインの様に、一瞬の時間でどうするかによって勝敗に影響していくので、タイムアウトと、タイムアウト後のチームの戦略の変わり方に注目すると、より楽しくゴールボール観戦ができますよ。

まとめ

いかがでしたか?

ゴールボールのルールや魅力についてご紹介しました。

ゴールボールは静寂の戦いと言われているので、静かに見なければいけませんが、グッと声を出したい瞬間も耐えながら心の中で大声で叫びましょう!

様々な駆け引きから繰り広げられる熱戦をぜひ一度見てみて下さいね!

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

  1. […] […]

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